フリーマンを使った数的優位のボールポゼッションと、シュートにつなげる1対1の状況

装備
  • マーカー
  • ビブス5枚(同色4枚+別色1枚)
  • ミニゴール2つ(またはポール2組)
  • ボール
準備
  • プレーエリア:15×15mの正方形+左右に一辺15mの三角形2つ
  • 選手の人数:9人
  • 実施時間:20分
  • セット数:4セット(各4分、セット間休憩1分)
フリーマンを使った数的優位のボールポゼッションと、シュートにつなげる1対1の状況

概要

数的優位のロンドでサイドチェンジをトレーニングし、その後1対1のフィニッシュにつなげる練習。

組織

9人の選手を、4人ずつの2チーム(図の白チームと赤チーム)+フリーマン1人に分ける。約60×20mのエリア内に、ポゼッションを行うプレーステーションを準備する。ステーションの構成は次の通り:中央に一辺15mの正方形を設置し、赤2人 vs 白2人+ジョーカー1人でポゼッションを行う。中央の正方形の両側に、一辺15mの三角形エリアを2つ設置し、そこにサポート役(各三角形に各チーム1人ずつ)を配置する。したがって配置は次のようになる:中央の四角形内:5人(赤2、白2、フリーマン1)、左の三角形:2人(赤1、白1)、右の三角形:2人(赤1、白1)。さらに、プレーエリアの左右にそれぞれ約10m離れた位置にミニゴールを2つ設置する。ミニゴールがない場合は、ポール2本ずつで代用し、幅は約2mとする。エリア周辺には十分な数のボールを用意しておく。

説明

  • コーチの合図で、中央の四角形内にいるフリーマン(図の黄色の選手)が、パスを通してどちらのチームとポゼッションを維持するかを決定する。
  • ボール保持チームの目的は、両サイドの三角形エリア内にいるサポート(壁パス)を活用し、2回のサイドチェンジを成功させることである。これら三角形内の2人の選手は、同じエリアにいる相手選手からプレッシャーを受けることはない。
  • サイドチェンジを完了した後、最後にボールを受けたサポートが、その三角形エリア内で相手選手と1対1を行い、自陣側正面に設置されたミニゴールに向かってゴールを狙う。ただし、プレー中はその三角形エリアから出てはならない。
  • 図では、赤チームがポゼッションを行い、右側の三角形エリアにいる赤の選手が、白の選手を突破して、その側にあるミニゴールにシュートを狙う場面が示されている。
  • もし守備側がボールを奪った場合は、すぐに中央の正方形内にいる味方へパスを出す。その後、彼らは再びポゼッションを維持し、2回のサイドチェンジ(フィールドの左右を入れ替える展開)を行い、どちらかのサポートを使って三角形エリア内で1対1を行い、ミニゴールのフィニッシュを目指す。

 

ルール

  • サイドの三角形エリアにいる守備者は、中央の四角形内の味方とポゼッションを行っているサポート役に対して、守備的なプレッシャーやボール奪取を行うことはできない。
  • フリーマンは2タッチ以内でプレーし、常にボール保持チームと一緒にプレーする。
  • 各シリーズ終了後、選手の配置をローテーションし、全員が中央の正方形でポゼッションを行い、サポート役としてプレーし、さらにサイドの三角形エリアで1対1を行ってポルティチーネでのフィニッシュを経験できるようにする。

バリエーション

  1. サイドの三角形エリアにいる守備者は、サポート役の選手に対してインターセプトを狙うことができる(つまり、中央の正方形にいる味方とポゼッションを行っているサポート役に対してプレッシャーやボール奪取が可能)。

コーチングポイント

  • ボールを受ける前に考えることを促す(運動予測・プレオリエンテーション)
  • ゾーン・ルーチェ(パスコース上でボール保持者から見える安全なスペース)での継続的なサポート動作を促す
  • 守備者同士の連携によってボール奪取をしやすくする(組織的プレッシング)
  • サポート役の選手に対して、ポゼッションへの積極的な参加と動き直しを促す(数的優位と幅の活用)
  • 中央の正方形でボールを保持する選手に、両サイドのサポート役を同時に視野に入れられる身体の向き(広い視野の確保)を意識させる
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