3つの色に分けたパスの出し受け。−“ティキ・タカ”
3つの色に分けたパスの出し受け。−“ティキ・タカ” |
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目的
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- プレーエリアを作るためのマーカー
- ボール4つ
- ビブス8つ(図中では赤4つと緑4つ)
- プレーエリア:20×20m
- プレイヤー数:12人
- 実施時間:12分
- セット数:2セット×6分
概要 | 第二の目的 |
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しっかりと考えながら行うボールポゼッション |
バランス, 周辺視界, サイコキネティック, インサイド, アウトサイド, コントロール・オリエンタート, ボール扱い, モビリティ(連動性), ウォーミングアップ |
マーカーを用いて、20×20mのプレーエリアを作る。12人のプレイヤーを4人3組に分け、プレーエリアの中に配置する(図中では、赤と緑と白のチームに分かれている)。プレイヤーは四角形の中に散りじりになる。適当に選んだ4人のプレイヤーにそれぞれ1つずつボールを与える。
- このトレーニングメニューは、以下の方法によってより効果的なものとなる
- 赤チームのプレイヤーは白チームのプレイヤーにのみパスを行える
- 白チームのプレイヤーは緑チームのプレイヤーにのみパスを行える
- 緑チームのプレイヤーは赤チームのプレイヤーにのみパスを行える
- ボールを持っていない全てのプレイヤーは、プレーエリアの中でそれぞれの行うべき仕事をしつつ動き続けなければならない。
- 2分ごとにパスを出すべきチームの色を変える(例えば、赤−緑−白)
- トラップは左右の足を使って行う(利き足と、利き足と反対の足両方を使う)
- 2分ごとにトラップする場所を変える:インサイド、アウトサイド、足の裏...etc
- 全てのプレイヤーはビブスをつけず、ボールを出すプレイヤーは、パスを出したい相手プレイヤーの名前を呼んでパスを出
- ボールを持っていないプレイヤーたちがプレーエリア内を移動する時は、上肢、下肢、体幹部の関節を動かすエクササイズを行いながら動く
- パスを行う際、ボールに対する体の距離と足のポジションに気を配らせる
- パスをした後、ボールの軌道を追う脚を素早くたたみ、次の動作へ移るようにプレイヤー達に意識させる
- ボールの衝撃を受ける足の部位に気を配りながら、ボールを触る瞬間には足首を固めなければいけない
- 意図のハッキリとしたトラップを行わせるためには、ボールをトラップするべき適切な方向を決めた後に、体の向きをトラップする方向にしっかりと向けながら、インサイドもしくはアウトサイドでボールをコントロールさせなければいけない
- 足を軽くリラックスさせボールの衝撃を緩和することで、より質の高いボールコントロールを実現させる
- このトレーニングは、アップとしても認知的テクニックの活性化の為にも行われるべきである